今回は3月9日に行われた代表質問に関して。5時間近い録画をやっと見終わって私の勝手目線でまとめてみました。
現在米原市議は全員で18名。会派が4つ(5名・5名・4名・2名)で合計16名、3つが保守系、1つが革新系みたいです。会派に属さない方が2名(公明・共産)おられます。
代表質問は、会派を代表して4会派から一人30分の質問タイム持ち時間が設定され、それに対して市長及び市役所の部長の方々が返答するスタイルなので、回答時間も合計30分くらい。質問は予め伝えられ回答も用意されているので面白みに欠けますが、中には何回も追加質問される方もおられました。
質問内容を分類するとこんな感じでした。
質問者 | 質問数 | コロナ関連 | 観光関連 | 獣害対策 | 子供貧困 | 東口再開発 | 国保介護保険 | その他(※) |
30 | 4 | 3 | 2 | 2 | 2 | 2 | 15 | |
A氏 | 12 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 | 6 | |
B氏 | 9 | 1 | 1 | 1 | 6 | |||
C氏 | 5 | 1 | 2 | 2 | ||||
D氏 | 4 | 1 | 1 | 1 | 1 |
・市有財産・市内交通・公共料金・都市計画・市財政・自治会・近江鉄道
「コロナ関連」は現在の状況からトップに来るのは妥当ですね。2位の「観光関連」も最近米原・彦根・長浜・高島4市で米原駅を起点とした観光事業の連携が発表されたのが理由と思います。3位以降で驚いたのは「子供の貧困問題」。都市部での課題とばかり思っていましたが、地方都市でも課題だったとは。それから「獣害問題」。米原駅近くの我が家近辺でも猿や鹿が時々出没するので、山間部・農村部では相当お困りと思われます。以外に少なかったのは「東口再開発」。対象場所が我が家の目の前で、計画もシュリンクして中途半端なので私は相当関心があるのですが、市議の皆さんはあまり追及されないのは、容認なのか、諦めなのか、優先度が低いのか、、、。観光事業にも大きな影響を及ぼすので、このまま住民の意見も反映されず進められるのは、とても心配です。その他の15項目、多岐にわたっていますが、どれも大切な内容ばかりなので、いろいろ関心させられました。
今回質問された方々は、69歳、59歳、60歳、47歳。当選回数2回の方が2名、1回の方が2名でした。若手(?)3人は原稿をベースに自分の言葉で質問され、回答に納得されない場合突っ込まれる事もあり興味深く拝聴しましたが、もう一人の方は原稿を棒読みし回答に対しても殆ど追加質問もなく退屈でした。私も決して若くないのですが、我々の世代が世の中を引っ張って行かなければいけないな、と強く感じる一瞬でした。
議会でのQ&Aで且つ質問時間の合計が30分と制限されていますので、中々議論することは出来ない事情は理解できますが、私なら事実やデータを提示:グラフなどにして視覚に訴えるなどして徹底的ロジカルに迫ってみたいです。このスタイル、職業病みたいな感じですが、とかく文系出身者が多くを占める世界で少数派の理系出身者ならではの発想は、米原市に新たな流れを作れるのでは、と勝手に思っています。
次回は一般質問の録画を確認次第、第3弾を投稿予定です。
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