勝手に米原市議会について考えてみた(終)

今回は3月25日に行われた閉会の模様を録画から拾ってみました。

今回の議会で市長(市側)及び議員から提出された議案等の項目数をまとめると以下のようになります。

市長議員         説明
報告1訴訟和解に関する報告
承認1報告事項反映補正予算の承認
同意4各種委員の選任・任命の同意
議案42予算案を筆頭にした様々な議案
発議5議員定数・報酬・規律変更の発議
決議4議案に対する要求
請願1請願(教育施設等への安定ヨウ素剤事前配布)

結果は否決1案件:議員からの請願案件(賛成4名、反対13名)を除いて他は全て可決されました。

否決案件に関しては、一般質問の中で米原診療所に3歳以上用として4万人分、3歳未満用として950人分備蓄されている事を今回初めて知りましたが、有事の際に最も安定ヨウ素剤を必要とするのが子供達である事、BCP(事業継続計画:Business Continuity Plan)の観点でリスク分散になる事、保管管理が比較的容易な事などから、特に反対する要素は私にはありませんでした。「子育て滋賀県一」を掲げる米原市なら採択して欲しかったと思います。反対された方々には、各々様々なご意見があると思いますので、ディベートすれば面白いのでは、と思いました。

今回、初めて「議会」ではどのような事がされているのか、を中継を録画し、市のホームページにアップされている情報から、私なりに勝手に分析・考察してみたのですが、中継されていた部分では判らない突っ込んだ議論が喧々諤々と会期中の各種委員会の中でされていると思うので、傍聴とか出来るのであれば、次回してみたいですし、私自身がその議論に参加したくなって来ました。また意外だったのが、議員による政策提案・討論などの議案数が殆どないことでした。

このブログのタイトルは「勝手に米原をPRする会」ですが、住民目線で「外側」から勝手にPRする手段に加えて、直接参画して「内側」からPRできることを、今後の目標にしたいです。

次回はそのあたりをお話ししたいと思います。

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