暫くこのブログを更新していませんでしたが、今日は私の心に響いたお話をします。
本日8月9日は長崎に原爆が投下された日です。テレビの平和祈念式典で、被曝者代表でスピーチされた岡さんのお話を聞いて、こみ上げる感情を抑えられず涙が出てきました。生々しいそのお話は私の心を大きく揺さぶりました。
何が私の心に刺さったのか。
それは岡さんが「自分の言葉で語られ」「声や目が我々を見ていた」からです。
映像越しですが「生の声に勝るものはない」ことを改めて強く感じました。
式典では長崎市長、総理、長崎県知事、国連事務総長(代読)のスピーチがありましたが、その姿にもリーダに求められる大切なことを感じました。
「どれだけ相手の立場にたって、自分の言葉で、聴衆者を見て」スピーチできるかです。
国連事務総長のメッセージを代読された中満 泉氏は、目線は常に我々の方を向き、顔を右に左に動かして話され、その気持ちを感じました。一方、菅首相は殆ど目線は原稿で、時々顔を上げられても同じ方向を向き、訴えるものは残念ながら感じませんでした。
私は常日頃から、原稿は作らず、キーワードを組み合わせ、目線は皆さんの方を見て、スピーチすることを意識はしていますが、中々できません。
「人の振り見て我が振り直せ」改めてその大切さを感じた瞬間でした。
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