近年の天変地異は、「10年に1回」どころではなく「100年に1回」「1,000年に1回」など予測できない災害に見舞われてきて、「想定外の・・・」オンパレード
ここ米原では「鹿の食害が一要因の伊吹山土石流」が全国ネットのニュースでしばしば取り上げられています。国や県からも協力して「土石流察知」や市独自の「伊吹山植生復元プロジェクト」など対策が進めていますので、それは必須ですが、これって今判ったことではないですよね?、と言いたいです。
鹿の食害はもう10年以上前から判っていました。
その結果緑が減った登山道が大雨で倒壊して登山禁止に。
そして土石流が集落に流れ込み被害が。
発生したのは不幸な出来事の偶然ではなく、何も対応を行って来なかった必然、これが私の意見です。
これからは「未然防止」が防災・環境のキーワードであることは明らかです。
危険度を数値で可視化(傾向を把握するために)し、わずかな兆候も技術的に発見(人海戦術ではなく)、先手先手の防災を!
地震も如何に家屋を倒壊を防止するかが、安心・安全のキーワードです。倒壊してから復旧させるコストより、倒壊防止に掛けるコストの方が、圧倒的に安いですよ。
コメント