Youtube投稿(4)  考え方

巷では本日2024年10月15日第50回衆議院選挙が公示され、テレビのニュースでは各政党・各候補が各々の主義主張をする耳にする機会が圧倒的に増えることになります。

皆さん日頃から課題意識の高い方々ばかりなので、個別個別の政策に関しては良く考えておられるなぁ、と思う反面、私には何かしっくりこないことがあるのです。

それはその方々(政党でもよいですが)の政策以前や政策に共通する「基本的考え方」を発言される方が殆どおられないことです。

そんな難しいややこしいこといらんやん、と思われるかも知れませんが、政策提案の根底に共通する考え方や行動パターンや思考パターンを定義・提案することは、首尾一貫した主張をする意味でものすごく重要と考えています。

私はビジョン実現のために「3つの考え方」と持っています。

それは、「バックキャスト型思考」「論理的・科学的思考」「循環・連携型思考」の3つです。

「バックキャスト型思考」は、未来に達成したい姿を「現場」で定め、いかに実現するかを徹底的に「現場」で考え・実行することです。
ここで重要なのが「現場」です。課題が発生している現場、今後焦点になるであろう現場、その場所で考えることです。
将に「百聞は一見に如かず」必ずヒントがあります。

「論理的・科学的思考」は、可能な限り物事を「数字」で客観的に捉えることです。
私は民間企業で数字の世界の中でITを駆使して仕事をしてきたことは既にお話したとおりです。
政策も数字・データで検証し、客観的に分析後立案して実行します。そして再び数字で検証します。

数字で検証する方法で更に重要なのは、グラフ化して可視化することです。数字が羅列された表は様々な報告書で目にすることはありますが、継続的にグラフ化して傾向を把握して分析されている例は、私は見たことがありません。

最後に「循環・連携型思考」です。
多くの政策はそれぞれが全く独立していることは稀で、必ず何らかの関連性があります。
その関連性に注目して既存の仕組みを有効に使い、斬新なアイデアを繋いで今までの常識にとらわれず相乗効果を生み出します。

このような思考・行動をベースに持って政策を展開していくことが、いつか世の中の常識になる日が訪れると、私は信じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました